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Folio. 289 ff (lacking a leaf, P5=blank leaf), xylographic title, 118 woodcut numbered 1-118 by Hans Burgkmair, Leopold Schaufelein, Leonhard Beck and others. Nineteen century full vellum with yapp edges. Light staining on leaves of later part of the book, a few small wormholes in last few leaves.。

ドイツのルネサンス期を代表する書の一つです。
神聖ローマ皇帝マクシミリアン1世(1459-1519)が1478年に、ブルゴーニュ公女マリアに求婚するために行った旅行を寓意的な話に仕立てたものです。話の中で、マクシミリアン1世はトイアーダンク(Theuerdank)として登場し、花嫁と結ばれるまでの様々な困難に打ち勝つ様子が描かれていきます。
この作品にはマクシミリアン1世自らが構想に係わっており、編纂とまとめを延臣プフィンツィング (1481-1535)に任せています。
マクシミリアン1世は、本書のために、アウクスブルグの印刷者ショーンスペルガーをニュルンベルクに呼び寄せて印刷させました。使用された紙の一部は、この本のために作られたもので、オーストリアとブルゴーニュの紋章を抱いた鷲の透かしが入れられています。(その透かしは折丁記号qiiiなどで見ることができます。また、別の透かし模様の入った紙も使われています。)
118点の美しい木版画はレオンハルト・ベック (Leonhard Beck)、ハンス・ショイフェライン (Hans Leonard Schaeufelein)、ハンス・ブルクマイア (Hans Burgkmair)など当代切っての版画家たちの労作です。
1517年に刊行された初版はそのタイポグラフィーと木版挿絵の美しさが相まって皇帝と王朝のイメージを作り出しています。